「取り寄せ」では味わえない、瑞々しい「とれたて」を堪能する幸せ。その味わいを引き立てる魅力ある広大な庭園が、皆様をお迎えいたします。食材と場所の魅力を兼ね合わせた「料亭・櫻山」は、食という上質な文化とエンターテインメントを提供いたします。

この地でしか味わえない素材があります。日本海で取れたばかりの魚介類、天然の山菜やキノコ、地野菜は勿論、珍しくない野菜でも雪の下で育まれた滋味たっぷりの土壌のおかげで、まるで違う美味しさ。その力を真正面から受け止めて、もっとおいしい食べ方はないのか、料理法はないのかを、素材の声に耳を傾けて追求していきたいです。
食材は、常に生きています。産地から運ばれていく間に、そのうまみも、栄養も衰えていきます。食べ物を運ぶのではなく、自ら趣く。その土地を訪れるからこそ味わえるものがあります。私たちは、季節に応じた最高の食材を取り揃え、その食材が最も豊かな味わいとなるよう調理し、お客様をおもてなしします。調理とは、理を調えること。食材の持つ、味わいと栄養とを調えること。この秋田県西馬音内の櫻山でしか味わえない、滋味に富む豊かなひと時を、お客様にご堪能いただくことが、何よりの喜びなのです。

5月中旬から8月上旬まで、三陸から活ウニが届きます。特に宮城県七ヶ浜の「がぜうに」は大きく身が飛び出るほど詰まった絶品。お口の中で、じゅわっとほとばしります。

地元産大豆で作った豆腐の白和え。まるでクリームのようにコクがあります。穴子と山菜のホンナが良く合います。

正岡子規の弟子である俳人・河東碧悟桐も滞在し、幾多の句会を催した、という歴史ある建物「対川荘」を擁する千坪の庭を望む、広々とした和室。南洋材の一枚板の重厚なテーブルに並ぶのは、備前、丹波、萩、志野などの一品物の器。その設えは、最後の文壇作家と呼ばれた直木賞作家・藤原審爾の自宅を再現したものです。かつて、藤原審爾が催していた、多くの文化人が集い本物を愛でた贅沢な世界。そこは、櫻山の女将が食を中心とした様々な文化を学んだ場でもあります。その世界を模した空間で、お客様をおもてなしします。
樹齢数百年のケヤキの巨木が窓外に聳え、春には満開となる桜がこんもりとした薄桃色の山となり、秋には燃えるような紅葉に埋めつくされ、冬には静謐な白雪に埋もれる庭園。美しい日本の風景。その四季折々の眺めを、ゆるりとお楽しみください。

秋田や食文化に造詣が深い直木賞作家・藤原審爾の自宅を再現した広間。

11:30~21:30(LO) 要予約
不定休
おいでになる時間をお知らせください。出来たてをおだしできるようにご用意してお待ちいたします。
これ以外のお時間でも、お気軽にお申し付けください。
電話 0183-62-1502
※最高の素材を産直にて取寄せるため、二日前になりますとキャンセルできなくなります。
秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字向下川原24-6


旬の素材で、一組づつ土鍋でご飯を炊きます。米は羽後町産あきたこまち。農家の方から直接もとめています。粒が大きくつやつやです。

1000坪の庭には、実のなる木がいろいろ生えています。初夏には梅の実、秋には栗や山胡桃も料理に登場いたします。写真は、庭の柿を胡麻たっぷりの白和えにして、柿の器に盛ったものです。

羽後町の山奥の古い沼にはじゅんさいが自生しています。奥羽山脈の幽谷から栽培家が届けてくれた、ゼラチンがたっぷりの大きなじゅんさいです。つるんとしたゼラチンの奥に歯ごたえのある本体が潜んでいて、かみ締めると山奥の清冽な風味がひろがります。