女将の食育エッセー 育む食29(22年1月13日秋田魁新聞 毎週水曜日掲載)

2010/01/21

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 私ごとではありますが、今年は年明けそうそう、とんでもない事が起きました。我が家には飼育放棄でレスキューされたシェパードが2頭いるのですが、そのうちの1頭があやまって、透明のアルミサッシのドアに激突してしまったのです。ガラスは粉々、前足を切る大けがです。出血は止まらず、この騒ぎに驚いたもう1頭はどこかに逃げてしまいました。外は冬の嵐が吹き荒れる極寒。元旦の夜中です。動物病院の救急はどこにもなく、何軒かけても留守番電話が応答するだけです。ほどなく逃げた犬は見つかりましたが、獣医さんはなかなか見つかりません。せっぱつまって人間の救急に行ってお願いしようかと思い始めた時、見てくださる獣医さんが見つかりました。家畜専門の先生だったので、奥様が「牛のお産かと思った。」と深夜の電話にも出てくださったのです。そして車を出すのに30分以上雪かきをして地吹雪の中かけつけてくださいました。牛用の糸だから、太くてごめんね。と言いながらもしっかり傷口を縫合していただき、本当にほっとしました。人の情け、先生ご夫妻の暖かさが身にしみました。

 寒い時、暖かさはごちそうです。冬の代表的な日本料理に蕪蒸しがあります。蕪蒸しを初めて食べた時、少し大げさかもしれませんが、「なんて、おいしいものがあるんだろう」と感動しました。材料でこだわりたいのは蕪です。

 是非、聖護院蕪という大きな蕪を使ってください。この蕪は京都の伝統的な野菜ですが、最近は秋田県内でも作られています。皮が固いので5ミリ程度厚くむき、すりおろします。ざるにあげて水気をきり泡立てた卵白を混ぜます。さらに、適宜のきのこや銀杏、三つ葉を加え、塩を三十分して、霜ふりした魚の切り身の上にのせ、中火で10分蒸します。吸い地は少し濃いめに味をつけ、片栗粉でとろみをつけます。

わさびか切り柚子を添えてどうぞ。

女将 | 2010年1月21日 18:00 | コメント(1)
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女将の食育エッセー 育む食28(22年1月6日秋田魁新聞 毎週水曜日掲載)

2010/01/11
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 秋田ではお祝い事があると、きんきんを食べます。子供の頃はお正月料理の定番でした。県外に出てはじめて、これが、全国共通のものでないのを知りました。日本料理のいろはをおえていただいたお店は金沢でした。北陸地方ではおめでたい魚の代名詞は鰤です。

 結婚したばかりの板前さんが、関東が実家のお嫁さんの実家に結納品として最高級の鰤を贈ったのに、こんな生臭いものと、不評だったと、嘆いていました。ほどなく離婚してしまいましたので、お互いの食文化を認め合うのは大切なことと思います。

 私も金沢に行くまでは、鰤は苦手でした。刺身で食べるなんてとんでもないと思っていたのですが、今は大好きです。特のハラ身の部分のブリトロと呼ばれているものは、マグロよりおいしいと感じます。脂は十分乗っているのですが、ほのかに酸味があり後味がすっきりしています。鰤は日本海全般で獲れますが、最高級のものは富山県の氷見でとれる氷見鰤です。10キロ以上のものがおいしく、2月いっぱい楽しめます。味もすごいのですが、さばいた時その真価がわかります。脂が十分のっているのに、その脂が手についてもけっしてベタベタしません。それどころか、ハンドクリームのように手に膜をつくります。そして驚愕なのは手の匂いをかいでも魚臭くないのです。くわず嫌いはいけません。なんでも食べてみたからこそこの素晴らしい食材と私は出会うことができました。

 ご家庭では、氷見鰤を手に入れるのは難しいと思います。養殖のものは脂がきつすぎると感じる方はかつおのたたき風にしてみてはいかがでしょうか。

 材料は、お刺身用の鰤の切り身、a大根おろし、小口に切った万能ねぎで.す。鰤の切り身に串打ちをして、表面を直火で軽くあぶり、余分な脂を落とします。そのまま冷まし、食べやすい大きさに切って、aと一緒に盛りつけます。わさび醤油やポン酢でどうぞ。


女将 | 2010年1月11日 13:21 | コメント(0)
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金浦港の究極ズワイガニは黄金色に輝く

2008/07/01
秋田でズワイガニが獲れるのをご存知ですか?
それも間人ガニや居津山ガニなど超高級蟹と同じように、港からすぐ近くの漁場で獲れるので鮮度抜群、身がずっしり詰まった最高品質です。
その中でも特に美味しいズワイガニは、外観から違います。
なんと、茶色の甲羅が黄金色を帯びているのです。
かにみそも鮮やかな黄色で、ネットリと玉子の黄身のように甘い味がします。
この幻のカニ、鮮度抜群で活きているのですから、茹でてはもったいないですね。
さて、櫻山流のいただき方というのは...
女将 | 2008年7月 1日 00:00 | コメント(0)
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食いしん坊のためのマクロビオティックのススメ

2008/07/01
マクロビオティックは「玄米菜食」、粗食です。
でも、櫻山は、懐石料理と地産地消レストランを併せ持った宿。
魚もお肉も、もちろん最高級のものを使います。
マクロビオティックと最高の懐石を追求する料亭。
それが、櫻山です。
これって、なんだか矛盾してる気がしませんか?
櫻山を営む私たち榎本夫妻は、大の食いしん坊。
グルメの二人がたどり着いたマクロビオティックという「生き方」とは?
櫻山流マクロについて、お話いたします。
女将 | 2008年7月 1日 00:00 | コメント(0)

秋田の小学校の食育の現場

2008/07/01
わたしが主宰し、秋田の小学校で行っている、食育の現場をリポートします。
今回は、絶滅寸前だった秋田のハタハタを復活させた救世主である、秋田県農林水産技術センターの杉山秀樹さんに講師を務めていただき、小学校6年生を対象に食育授業を行いました。
テーマは、魚という素晴らしい天然資源について、です。
女将 | 2008年7月 1日 00:00 | コメント(0)
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幻想的な無形文化財「西馬音内盆踊り」

2008/07/01
日本の盆踊りの中で、無形文化財指定第一号となったものが、秋田の西馬音内盆踊り。
毎年8月に開催され、人口1万8千人の町が、期間中は15万人もの人であふれかえります。
幻想的な盆踊りの特長をご紹介します。
女将 | 2008年7月 1日 00:00 | コメント(2)
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